〜WIMBLEDON〜

2000.5.5 (sun)

Southfields Station〜Wimbledon Park〜Wimbledon Lawn Tennis Museum

 

   ロンドン中心部の南にあり、地下鉄に乗りテムズ河を越えて30分程度で「Southfields」駅(右上の写真)に到着する。ここからさらに15分くらい歩いていくと「Wimbledon Lawn Tennis Museum」 が見えてくる。 ウィンブルドン・ローン・テニス博物館。世界四大テニストーナメントのうちの一つ、全英オープンテニスが行われる場所で、ウィンブルドンのセンターコートに隣接する博物館なのだ。毎年全英オープンは6月の末から7月の初めにかけて行われる。テニスを全く知らない人でも、「ウィンブルドン」の名前くらいは聞き覚えがあるくらい有名な場所だと思う。

  駅から歩いていて気が付いたのだが、ウィンブルドンは高級住宅街なのだ。めちゃめちゃ土地は広いし、緑がたくさんあるし、犬の散歩をしてるおじいちゃんなんかも絵になっちゃってるのだ。庭には白い木製のベンチがあり、そこでゆったりと新聞なんか読んじゃってる。自分が頭の中で描いていた外国の優雅な生活イメージそのものがそっくり存在していた。 さすがにバーベキューやホースの水で遊んでいる犬と家族の光景まで見ることはできなかったが。

   ここが博物館の建物である。大人の入場料は5ポンド。800円くらい。なんと嬉しいことに入場券として日本語のパンフレットが用意されていた。  この中ではテニスの歴史にとどまらず、歴代チャンピオンの紹介やラケット、テニスウェアの歴史なども実物と一緒に紹介されていた。そしてなんといっても一番感動したのはセンターコートを見れたことっっ!!   先ほども書いたがこの博物館はセンターコートと同じ建物にあるのだ。だから当然センターコートに通じる道があって、見学できるようになっている。さすがに試合がないときはコートまでは降りていくことはできないが、客席の一部に入ることができるのだ。実際に見て思ったことは、意外に狭いんだなということ。そりゃあ、いくらセンターコートといっても特別コートが広いわけじゃないのね。面積なんて決まっているのだから。と、ひとりで勝手に納得。

   ひととおり見た後は、1Fにあるティールーム(上の左下の写真)でブレイクタイム。ENGLISH TEAを飲みながら午後のひとときを過ごす。しかし、ケーキやクッキーはあったのだが、イチゴはおいてなかった。なぜイチゴなのかというと、ある時テレビ中継を見たら観客がみんな同じカップに入ったイチゴを食べながら試合を見ていたからだ。だから、てっきりここでイチゴが売っているんだと思っていた。時期が違うだけかもしれないがちょっと残念だった。